整形外科医特集 | 山本謙吾

山本謙吾先生の記事や論文を参考に整形外科の今を語る

鹿島アントラーズのチームドクターの山本謙吾先生

こんにちわ!今日は山本謙吾主任教授の動画について解説致します。

先生は「今」の整形外科について詳しく語られています。

 

整形外科と一言で申し上げますと、外傷/骨折/脱臼ですとか、捻挫でしょうか。

そういった外から加わった外力で怪我をした時にかかる診療科と考えていらっしゃる方が多いです。

しばしば接骨医さんでしたり針灸の方とかそういう方と混同されてしまう事もあるのですが

私達の守備範囲というのは、勿論外傷も大きい範囲を持っていますがそれ以外に背骨の脊椎の痛みや病気、骨粗鬆症

あるいは膝や股関節などの関節、又肩こりといった病気もありますし

それ以外に、悪性腫瘍良性腫瘍いわゆる出来物は多くはないですがこれも整形外科になります。

ですので、かなり守備範囲は大きいかと思います。

又、年齢層も幅広く小児から年配の方までと様々です。

小児の場合は先天性股関節脱臼でしたり、斜頚、先天性内反足などがあります。

 

 

どの様な患者さんがこられますか?

多いのは、骨粗鬆症の患者さんや腰部脊柱管狭窄症、後は腰椎椎間板ヘルニア

又、スポーツ選手の外傷/障害(半月板損傷、靭帯損傷など)

スポーツの人口が増えている関係もあるのかもしれませんが、多くなっている傾向があります。

関節リウマチも今、内科的に様々なお薬が発達してかなりの患者さんが良くなる様になりましたけれども

それではどうしても治しきれなくて整形外科的な手術の適用になる患者さんもかなりの数がいらっしゃいますので

内科の方からご紹介頂く患者さんも多いです。